初心

GCSEの科目は、英語、数学からアートやコンピュータサイエンスなど広範囲に渡ります。必須科目と選択科目がありますが合計で20試験前後は受けなければなりませんでした。

GCSEを終えたあとの「A-Level」は自分のやりたい科目を3科目か4科目選択し、より深い内容を勉強することになります。履修内容は日本の大学1年生くらいまで含まれているように思います。

この夏休みはより先の内容を勉強しようかなどと息子と話ていたのですが、彼からとても示唆に富んだ言葉を聞きました。

  • このまま先の内容を勉強をしていくのも良いのだけど、それは何か違う気がする。いくら先の知識を今やっても頭を使っている気がしない。
  • 「A-Level」の内容はとても難しいと先生は言うが、とてもそうは思えない。所詮、知識の集積にすぎないような気がする。
  • 先の勉強を今することが先に進むことになるとは限らない。なんだかどんぐりの時のようなことがやりたい。

この話を聞いた時に「ハッ」としました。確かにそうです、先に急いだところで知れているのかもしれません。

そこで「大学への数学シリーズ」の「場合の数」や「整数」などをゆっくりやろうかということになりました。

初心を大切にしたり、温故知新のような感覚だったり、息子はGCSEで「汚染」された頭を自分でリセットしようとしているように見えます。どんぐりの思想が、まるでDNAに書き込まれたかのようです。

私が感じることは、「ゆっくり・じっくり・丁寧に」は12才で終わりではなくその後もずっと形を変えてその子のベースとなりその子を守り続けていると言って良いと思います。

コメント


認証コード1476

コメントは管理者の承認後に表示されます。