2018.07.10
カテゴリ:一般
GCSEを終えて
英国ではGCSEという義務教育の達成度確認試験のようなものがありますが、1ヶ月以上に渡るその試験が先月に終わりました。結果は大学への出願資格に使用されたりと、その後の人生にそれなりに関わってくる大きな試験という位置付けです。結果は8月の後半に分かる予定です。
この9月からは2年間、「A-Level」というコースで勉強して大学に行く人、GCSEで義務教育を終えて社会人として働き始める人などそれぞれの道を歩きはじめます。
息子は「A-Level」に進み勉強を続ける予定です。方向性はかなり模索した結果、理系の方向に進むことにしました。理想的な事や打算的な事など途方も無く複雑なことを考え続けた結果でした。
そして最後は最も単純な理由「数学おもしろい」から、でした。
結局、やりたい方向性はある程度イメージがあるが、いくら考えても今の自分にはそれを確定することはできない。
今自分の求めているのことは、数学を考えていて「パッ」と視界が開けた時の震えるような「感覚」だ、と言う。自分はあの「感覚」の「addiction」になっていると。他の科目であの感覚を得られるものは無かったと。今はそれをやっていたい、ただそれだけだ、と。
「そこにはあの時の、どんぐりとの衝撃的な出会いが根底にあることは間違いない」
今言えるのはそのことだけだと思います。