どんぐりを楽しむ

子供が説明するどんぐりの「真髄」。

どんぐり問題のすごい点の一つにキャラクターがとてもたのしい、ということがあると思います。

たとえ、味もそっけもない問題でもどんぐりの発想を持ってすればすべてのことが楽しくなるそうです。これこそが「どんぐり」だ、と。

  • 「A駅とB駅を結ぶ鉄道があり、」
    • ある問題の始めの一行の3分の1程度の文章でもこれだけ楽しめてしまいます。
    • こんなことをゆっくりできるくらい心に余裕があるということが大切だ、と。

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コメント

  • どんぐりの楽しみと算数が相入れない時

    はじめまして。
    六歳息子と家庭でひっそりとどんぐりをやっています。
    息子とどんぐりをはじめて一年になります。山あり谷ありでした。
    最近の息子のどんぐりなのですが、とにかく回答にたどり着かない絵で終始します。

    例えば、「列車が六台ありました」という問題文があるとすると、とても詳細な電車を1台描いて、後は疲れたから描けないーと投げ出します。
    息子の絵は独創的で楽しく、細かいところまで微細にわたって描いているので、私が見ても、続きを書くのは無理だろうなと思います。
    問題文の最初の一文を楽しんでいるのですが、その先に行かない感じとでもいいましょうか。。せめて問題文の通りに絵を描いて欲しいというのは親のエゴかなとか、まだ六歳半にもならないので、このまま放っておけばいいのだろうかなとか、いろいろ考えています。
    ご助言を頂けないでしょうか。


  • Re: どんぐりの楽しみと算数が相入れない時

    コメント下さいましてありがとうございました。

    いただいたコメントをもとにかなり想像も入っていますが私の考えを書きます。

    -お子様はこのとき、他にやりたいことがあったのではないでしょうか?
    --詳細な電車を1台描けるということは、お子様はどんぐりをやることを楽しいと感じている。
    --本当に楽しかったら1台では疲れないと思います。1台で疲れるということはその時、実はどんぐりより他にやりたいことがあったのではないか、と想像します。
    --お子様は親御さんにどんぐりを誘われることを嬉しく思っている。しかし、本当はその時、何か他にやりたいことがあるけど、断るとお父さんやお母さんに悪いと思うからどんぐりをやる。描き始めれば楽しいのでとことん描くが1台描いてもういいや、となっている。
    --どんぐりを誘ってもらえる可能性が毎日あるわけではない場合、お子様は誘ってもらえることを嬉しく感じている分、断らずにどんぐりをやろうと思う。
    --毎日のようにどんぐりを誘ってもらえる機会があれば、自分のやりたいことを十分にやって満足してからどんぐりに取り組めるので、今回のような状況から変化するのではないかと考えます。

    すばらしい電車を描いたときには親御さんからとても褒められると思います。それがまたその誘われたときの時間を大切にしなければ、という循環になるのかもしれません。

    詳細な1台を描いて投げ出した後に、お子様が何をされているかを詳しく観察してみてはいかがでしょうか?もし、何かをやっているようであれば、いっしょにそれをしてあげてからどんぐりに取り組んでみてはいかがでしょうか。

    どんぐりは絵そのものをアートとして描くことが目的ではなく、文章や言葉を絵図にすることが主目的ですので、「列車が六台ありました」までを絵にしようと、声かけしたり、環境設定したりということは親御さんも十分にされていらっしゃると思います。ですので、相当無理な想像も入っているかもしれませんが私なりの考えを書かせていただきました。


  • お絵かきの楽しみがどんぐりと合い入れない

    お返事ありがとうございます。

    息子さんも、うちの息子と同じく、問題文の最初の1文の絵を1時間もかけて描くと以前書いていらっしゃったので、助言をいただきたいと思っていました。

    やはり、[どんぐりは絵そのものをアートとして描くことが目的ではなく、文章や言葉を絵図にすることが主目的]ですよね。6歳息子に、どこまで言ってもよいのか悩んでいたのですが、できるだけ問題文の通りに書くように促してみます。

    息子とは、夜寝る前にどんぐりをしています。この時間帯なのは、1歳娘が寝た後で邪魔されずに済むこと、息子の集中力が一番高いことが理由です。以前に昼間にしてみようとしたのですが、息子の集中力がもちませんでした。息子が疲れたーと言って絵を投げ出すのは、30分~1時間程描いた後ですので、夜も遅いし実際疲れているのはあると思います。まあ、どんぐりを投げ出したあと、また遊びだすんですけど(^^;

    一昨日のどんぐりはこんな感じでした。

    前日、アイスキャンディー30本なら描ける?と聞いたところ、「ロケット型のじゃなくて、普通の形のアイスキャンディーなら描けるよ」と返事があったので、「明日、アイスキャンディー30本描くどんぐりをやろう」と、誘いました。
    翌日の夜、覚えていたのか、息子のほうから「どんぐりやろう」と言ってきたので、一緒にやることにしました。私は息子の隣でフンコロガシの問題を解きました。(やっている途中で、息子が横取りして解いてしまいました。)息子の問題は、アイスキャンディー30本を一日5本食べると何日で食べ終わるかという問題で、絵を掛けさえすれば息子には難しくない問題です。前に類題をやって解いていました。
    アイスキャンディーを書き始めた息子。1本描き終わると、「本物のアイスキャンディーのmoldを見ながら描く!」といい、うちにあるpop moldを出してきて模写しはじめました。模写し終わったら、「やっぱり、ロケット型のアイスキャンディーにするよ」といい、丁寧にも問題文を、「ロケット型アイスキャンディー30本」に変更。ロケット型アイスキャンディーを書き始めました。そのうち、宇宙飛行士型アイスキャンディーやら、いろいろ描きだしましたが、7本描いたところで、「疲れた。つまんない」と言いだしました。しょうがないので、私も一緒に描くことに。。。一緒に描くことにしたのは初めてです。息子と私とで変わりばんこに描くことにしましたが、15本描いた所で、就寝時間が来てしまったので、終わりになりました。息子も疲れ切っていた様子でした。(が、どんぐりを終わりにすると、また元気復活する)

    ここ1か月半くらいこんな感じでしょうか。
    いろいろ工夫して、問題文通りに描けるよう促してみます。


  • Re: お絵かきの楽しみがどんぐりと合い入れない

    コメント下さいましてありがとうございました。

    例として書いてくださいましたように、いろいろと工夫や試行錯誤を繰り返していくことでお子様にもっとも合う「どんぐり」の方法ができてゆくのだと思います。これだけ絵を楽しむことができて、すばらしい時間を「共有」することができているのですから、どんぐりの目的や手法のエッセンスを決して忘れないようにすればきっとすてきな「どんぐり」になると思います。



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