感情の伴った判断

子供が School Trip に行った時の出来事です。

子供の学年と一つ下の学年の子供達がスポーツやアートを目的に大陸に行くというイベントがありました。現地ではグループ単位で行動することもあります。その場合のルールは「絶対に1人では行動してはいけない」というものです。

下級生のグループで、つまはじきにされてしまっている生徒が1人いました。私の子供はその子を気にかけていました。ある時、その子が泣きながら街の中を走って行くのが遠目で見えたそうです。それも周囲を全く見ていなような感じで走っていたようでした。

私の子供は、急いでその子を追いかけてやっと捕まえましたが、車の通りが激しい所でその子は全く周囲を見ないで突っ走っていていたのでとても危険でした。

私の子供は結果的に1人で行動したことになり、1人の先生から随分と叱られたそうです。理由を説明しようとしても全く聞く耳をもってもらえませんでした。

私の子供は、その子を追いかける時にルールに違反するし、「その先生」に叱られるだろうことも予想してました。でもとても放っておける状態ではないと思い取った行動で結果良かったと話してくれました。

たわいもないことのようですが、治安のあまり良くない異国の地ですので、上記のようなことでも簡単なことではなかったと思います。

今回の話を聞いて、このようなことが「感情の伴った判断」なのだと思いました。

私の子供は、反骨な所があるのでどの先生からも好かれるようなタイプではないです。今回の旅行中もも「その先生」から、子供のいろいろな行動についてやたらと悪く思われたそうです。

子供は、自分の行動にはすべて正当な理由があるという自信があるので「その先生」など相手にしません。このようなことから今回の旅行は少しストレスでしたが、それはそれで良い経験になったと思います。

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