2012.11.04
カテゴリ:受験
子は親を映す鏡
子供のクラスで受験をした一部の子供達のグループは、異様にドヨーンとしていたらしい。
だめだった時、「オレだめだったよ、オレもだよ。次またがんばろうぜ」という子たちがいる一方で、近寄れない雰囲気のグループもあったという。
軽い感じでプライマリー最後のイベントと思っている子たちがいる一方で、まるでそれが人生すべてかのような子たちもいる。
それはそっくり親の考え方に一致するのだろう。
多くの親はたとえ落ちても、それまでにやった勉強は子供のためになったのだから、と思うのかな。
私は違うと思う。得られるはずの思考回路をあきらめる、という代償を払ってまで取りにいった有名校の合格すら手に入らなかったのである。
何ひとつ良いことはない。もしかしたら合格したほうがより悪いのかもしれない。思考回路を得られず、ガラスの自信とプライドを身に付けた上に、そうでない子たちを見下す、ということまでしてしまうかもしれないからだ。
受験をするのは良いと思うがリスクの方も良く考えて取り組むべきだと思う。