2012.10.12
カテゴリ:受験
違和感2
学校での実際にあった会話。
ある生徒「セカンダリーは人生の中の10分の1くらい過ごすのだから最も大切に決まってる」
私の子供「じゃあ人生の目標は受験で合格して○○学校に入ることなの?」
ある生徒「……….] 私の子供「僕は建築家になることが夢なんだ。君は何になりたいの?」
ある生徒「建築家だよ」
私の子供「僕と同じだね!なんで!」
ある生徒「収入が高いからだよ」
私の子供「……….]
この生徒はレセプションに入学した時からご両親が某有名校に合格させるために猛烈に受験に熱を入れているご家庭の子である。お母さんは家庭教師をしていて、その子のお兄さんは某有名校に通っている。
この生徒の会話の内容は、毎日のようにご両親がその子に言っていることなのかもしれないが、9~10才の子供の会話としては違和感を感じる。発する言葉に自発性やオリジナルなものを感じない。
これは大切な4つのSのうちのSmileを失っているかもしれない。Smileというのはただ笑顔というだけではなく、変な大人っぽさのない子供らしい幼さのことである。自分の子供が9歳の時に、収入が高いから建築家になりたいなどと言って欲しくないと私は思う。