Maths prodigy

英国には、GCSEというY11(16歳)で英国の教育を受けているほとんどの生徒が受ける試験があります。日本の高校入試と大学入試の中間くらいの内容です。

2009年頃、11歳の時に GCSE の Maths(高校1年生くらい)と Additional maths(高校2-3年生くらい)及び GCSE 後の A-level (GCSE後のSix Formと呼ばれる大学前の教育過程)の試験で最高レベルを取得したということで神童だと騒がれた少年がいます。

その後2011年にBBCでその少年についての記事がありました(What is life like for a teenage prodigy?)。ケンブリッジの数学の教授がその少年に会って質問するというものです。少年の思考力を見るためです。

その時の会話

  • 教授「コインがたくさんあります、例えば、1000個。それらはすべて表を向いています。1から1000まで順番をつけます。2の倍数の順番のコインを裏返します。次に3の倍数の順番のコインを裏返します。例えば、6は一回裏になりまた表に戻ります。この操作を4の倍数、5の倍数、というふうにずっと続けていったら残るコインはどの順番ですか」
  • 少年「素数」(筆者注:即答気味。もちろん違います)
  • 教授「本当にそれでいい~?」
  • 少年「あ、素数以外の数」(筆者注:これもかなり即答気味。もちろん違います)
  • 教授「本当にそれでいい~?」
  • 少年「平方数」(筆者注:時間は映像では分かりませんでしたが結構な時間考えて、これは正解)

その後の教授のコメント

  • このようなタイプの問題は、GCSEのようなくだらない問題(rubbish wrote question)とは違い思考力を要する問題。このような問題を考える力は教えることができない。
  • 少年は GCSE のような「コースの勉強」をとても低い年齢から猛烈にやりすぎている。
  • GCSE は思考力を要する問題ではないので、AやA*レベルを取っていたとしても、それだけではケンブリッジのレベルにはほど遠い。
  • それぞれの年齢にあったいろいろな問題を楽しみながら深く考えることが大切。

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