方程式

子供と話していたら、学校ではAlgebra(代数)はやったし終わったよ、とのこと。どんなことをやったのか聞いたら、ひたすら永遠に一次方程式の計算練習。

「これどんなことに使うの?」と聞くと、「何にも使わないよ」と言う。

つまり、全く何に使用するとか概念の背景とか全く説明もなかったとのこと。どうも、これから先 Algebra はしばらくないようである。あまりに低次元の授業なので、日本の中学1年生の教科書で1問練習してみることにしました。

  • 絵はがきを買おうと思います。持っているお金では、15枚買うと100円あまり、20枚買うには200円足りません。この絵はがき1枚の値段はいくらでしょうか。
    一次方程式をどのように使用するかいっしょに見ようと思ったのですが、読んだ瞬間に答えが見えてしまって、方程式の使い方までいかないのです。

「何でこんな見れば分かる問題で方程式みたいなややこしいもの使わないといけないの」という子供の疑問。

こちらの疑問に答える方がよほど難しい。

結局、代数計算がどのようなときに役にたつのか瞬時に理解していましたが「ふ~ん….」と言う感じで、自分のやり方の方がはるかに面白いと思う、とのことでした。

具象思考がしっかりしていると抽象思考への移行は簡単です。

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