2013.06.18
カテゴリ:一般
Fun maths tournament
子供の学校で楽しい授業がありました。Y6の生徒が4つのグループに分かれて算数の問題に取り組みます。最高得点のグループにはprizeがあります。
- グループ分けは先生が良く考えて割り振っています。グループはオレンジ7人、グリーン7人、イエロー7人、ブルー6人です。うちの子供はブルーグループです。
- 時間は9:00から10:30までの1時間30分。
- 問題は4つのセクションに分かれています。
- A:ノーマルレベル問題 5問
- 1問ずつ1回だけ先生がゆっくり読み上げる。読み上げる間隔は十分にとってある。
- ウォーミングアップもかねてとても簡単な問題。
- B:ハイレベル問題 5問
- テーブルの上にはじめにおいてあり1時間30分の時間すべて使ってよい。
- C:クイズ 10問
- 1問ずつ1回だけ先生がゆっくり読み上げる。読み上げる間隔は十分にとってある。
- D:ハイレベル問題 5問
- 1時間程度経過したあと新たに問題の紙が追加で渡される。
- A:ノーマルレベル問題 5問
- 各グループでやりたいように取り組んでよく、決まりは全くありません。先生が読み上げる問題を必ずしもやる必要はなくハイレベル問題だけ集中してやってもよいetc。
私の子供が考えたストラテジー
- Aが始まったときにグループのメンバーがわれ先に問題に取り組もうとしたときにそれをストップさせた。
- メンバーの特性に合わせて役割分担を決めた。
- 2人のメンバーにAとCの問題を聞き取る役を分担。1人だと聞き逃すとわるいのでバックアップの意味でも2人にした。
- 残りのメンバーはハイレベル問題に取り組む。
結果
- オレンジ 34点
- グリーン 38点
- イエロー 38点
- ブルー 49点
- うちの子供のグループは圧倒的な強さでした。毎年このFun Mathsをやっているが49点というのは過去最高とのこと。
- prizeはテニスボールをもらいました。子供は価値あるものとして大切にしてます。
ポイント
- 役割分担を決めるなどストラテジーをたてて取り組んだのはブルーグループだけ。
- Dの問題で一番難しい問題の点数が圧倒的に高かった。
- その問題は2Dの図を一本の直線で切って正方形となるようにつなぎ合わせるというもの。15問あり1問1点。
- 私の子供ともう一人のお友達で取り組む。簡単な方からお友達がかたずけ、難しい問題の方は私の子供が担当した。
- ブルーはその問題で11点をとったが、この問題が他のグループとの大きな差となった。
興味深い点
- Selective Schoolに合格した子供のなかには手当たりしだいに問題に取り組み、しかも間違いが多い子がいた。他の子供と協力してやるという発想がない。結局その子のグループは最下位だったがそれを他の子のせいにする。
- 受験組の子供達は一般的にクラスでは優秀ということになっているが、そのような子供達はこの手のチームワークを要するようなことに異常に弱い。
- 他のグループの子供がブルーグループでやりたかったと言っていた。それは勝ち負けではなくブルーだけがとても楽しそうにかつ冷静にやっていて、自分もそこにいたら楽しめたと思うからとのこと。うちの子供はこのことが一番うれしかったと言っていた。
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