Reconciliation

「Reconciliation」(和解)という彫刻があります。クリスマスの日に Queen がスピーチで触れました。

この彫刻は、戦争が終わり、ある女性がヨーロッパを跨いで夫を探し求め最後に出会えたことを表した作品。人類の尊厳や敬愛、平和などの意味が込められている。

この作品はコベントリー(英国)、ベルリン(ドイツ)、ベルファースト(北アイルランド)、そして広島にあります。

この日の Queen のスピーチの中で、「この作品はコベントリーの他にベルリン、ベルファーストにあります」との一説がありました。広島が抜け落ちていました。

ここに気が付いたのは子供です。子供は、RE(Religious education)の授業でこのことについて習っていたことを覚えていました。確かに広島にあると先生は言っていたし、自分は写真も見せてもらったから間違いないと思うと言い、なぜ Queen はスピーチの中で広島を入れなかったのか考えていました。

子供は「Queen のスピーチは恐らく国家機関のスタッフが作成していて間違えとか忘れたとかはあり得ないでしょう」と聞いてきます。

もちろん私に分かるレベルの話ではないです。学校が始まったら RE の先生に質問して欲しいと答えるしかできません。子供は「やっぱり知識って必要だね」と目を輝かせて当たり前のように言っていまし。このようなことが本当の実力なのだと私は思います。

コメント

  • 不思議ですねぇ

    スピーチは、極めて意図的に作られます。
    それも、世界的にお祝いをするクリスマスのスピーチですからね。
    つまり、日本に対しても100%意図的に発信していることになります。
    しかも、スピーチの冒頭ですからね。
    「省略した」「言及し忘れた」は、あり得ず、「言及しないことで、メッセージを込めた。」ことになります。

    例え、「作成者が、必要性を感じなかったので省いた」というのが本当のところだったとしても、それは<本当>ではなくなってしまいます。

    是非、先生の答えを知りたいものです。

    <広島のReconciliation>
    http://masuda901.web.fc2.com/page2bx123.htm

    <Speech原文>
    >In the ruins of the old Coventry Cathedral is a sculpture of a man and a woman reaching out to embrace each other.
    The sculptor was inspired by the story of a woman who crossed Europe on foot after the war to find her husband.
    Casts of the same sculpture can be found in Belfast and Berlin,
    and it is simply called Reconciliation.
    ..............


  • Re: 不思議ですねぇ

    コメント下さいまして有難うございました。
    学校の先生の意見を聞くことができましたらまたアップデート致します。



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