2014.12.07
カテゴリ:学習記録
PSHE
PSHE とはPersonal, Social and Health Education の略で学校の授業のカリキュラムの一つです。
クラスの担任の先生が自由に話してくれます。今回は Disorder についての話でした。この先生自体が Dyslexia だそうです。
その授業では ADHD(Attention deficit hyperactivity disorder) についてでした。先生の話では、そのような人は普段生活している中で通常では気がつかないような小さなことに気がついたり、気になったりするというような内容で、そのような人達が普段どのように世界が見えているのか映像も見せてくれたそうです。
先生は、そのような人はその「特性」をコントロールする力を身に付けることで、その人の能力がより磨かれると教えてくれたそうです。
その授業を聞いた後の子供の感じ方がおもしろいと思いました。
- 子供はもともとそのような人達を Disorder と呼ぶことに違和感を感じていました。
- その人達は Disorder なのではなくて、人類の進化の過程にあるのではないか。
- 自分はそのような人達と比べたら「旧型」の人間ですでに古く、「旧型」の人が Disorder と決め付けた人は「新型」ではないのか。
- 今までに無い全く新しい概念を創造する人達とはそのような「新型」の人達ではないのか。
- Disorder と呼ぶが、本当は「旧型」の方が「新型」の人から見たらよっぽど Disorder なのではないのか。
子供は私にいつも面白い話を聞かせてくれますが今回もとても面白かったです。子供は、「普通」と思われていることから少しでも外れると何かしら病名を付けてひとくくりにしてしまう「旧型」の考えは良くないと思うと話してくれました。