感情の伴った判断力

今日は学校で Remembrance day の式典がありました。先の大戦で戦死した人を追悼する日です。戦死した人の現在の家族へ寄付をしてポピーの飾りをもらいます。

今年は100年ということで今までよりは大々的な感じです。ポピーの飾りは紙で作られています。体が不自由な人でも簡単に作れるような作りにしてあるそうです。

2012年11月にも同じようなブログがありますが、子供はこの式典に対して毎年とても複雑な思いを持っています。子供の言いたいことは

「戦争を美化するな」

ということです。校長はこんな風に言います。

  • 今の私達があるのは大戦で命をかけて私達のために戦ってくれたからです。彼らはヒーローです。
  • 戦争が終わり100年が経ちました。100年前から今を比べるととても良い世の中になりました。戦争で亡くなった方に感謝しなければなりません。

ほとんどの子供も大人も全く疑問を持たず、そのように考えてありがたく話を聞いていますが、うちの子供は違います。

  • その時の権力側が市民を戦う方向に仕向けたのだろう。
  • 今まで一度として権力側の責任が問われたり、悪かった、というような話にはなっていないと思う。
  • 100年経って世の中が良くなった?一体どこが?今も戦争で関係のない多くの人が亡くなっているではないか。

子供はポピーは付けますが学校で付けろと言われている時間だけです。その時間が終われば即座に外します。このようなことを繰り返しても本当の平和は訪れない、という子供のささやかな抵抗なのでしょう。

私はこのような子供の考えをすばらしいと思っています。自分の物差しと感情をもとに自分なりの考えを持ったり、判断をする。先生が言っているから、学校が行っていることだから正しい、と短絡的には決して考えません。子供にはゆるぎない本当の自信があるのだと思います。

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