今日の文章題 「モーターボート」

タームの休み中なので久しぶりの問題です。

  • 一定速度で流れる川の下流にA村が、上流にB村がある。A村からモーターボートで川をのぼってB村に行き、またモーターボートで川を下ってA村に戻ってくることになった。A村からエンジンをかけてB村に向かった5分後にエンジンが故障したので、エンジンを切って修理した。修理の間は、川の流れに従ってボートはA村の方に流されていた。5分後、修理が終わったので再びエンジンをかけてB村に向かったところ、5分でB村に到着した。帰りは特に故障もなく、B村を出て5分でA村に到着することができた。この間、ボートのエンジンはかけていたものとする。エンジンが故障しなければ、A村からB村には、何分何秒でつくことができただろうか?ただし、川の流れる速度は常に一定と考えるものとする。

この手の問題はイメージ操作だけで簡単に解いてしまいます。2枚目の絵をしばらく眺めて解答。

タームの休みは約2週間あります。この休みは合計で2問遊びでやっています。この問題は2題目で、1題目は考え中です。1題目は調和級数に関する問題で少し抽象度が高い問題です。

つくづく思うのですが、後で必ず分かること(今でも教えれば瞬時に理解できる)を今急いで分からす必要はない、ということは時にprimaryの後でも言える大切なことのような気がします。調和級数の性質や問題などは教えれば必ず理解できます。しかし、それをやってはprimaryの時のようにもったいないと感じます。いずれまた出会う問題ですからそれまでは頭の片隅(小脳)で暖めていた方がずっと良いと思います。

HH_2006_Trial_No1_3_1HH_2006_Trial_No1_3_2

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