2014.08.12
カテゴリ:一般
Well-adjusted children
オックスフォードの研究で、ゲームを少し(1日1時間以内)やる子供は全くやらない子供よりも Well-adjusted(順応性が高い)ということが分かった。同時に1日3時間以上やる子供には悪影響があるという結果も得られた。5000人の10-15歳の子供を対象に調査。(詳細についてはあまり書かれていない)
こんなどうでもよいかつ害悪しかもたらさない研究ばかりしている暇な研究者がオックスフォードにはいるということ。この研究者はゲーム会社からお金でももらっているのだろうかと思いたくなる。
考えられる害悪
- このような記事がBBCのような影響力のあるメディアに載ってしまうと、これを見てゲームを多少やった方が子供が賢くなると思って積極的に子供にゲームを与える親が増えるに違いない。しかも、それならばはやければはやいほど良いと思い幼児期から与える可能性大。
- 学校でタブレットなどを導入する格好の理由付けになる。そもそもそのための記事なのかもしれない。つまり、政治家や企業が子供を犠牲にして利権を手にするということ。
- ゲームがいくら悪影響があると説明しても「オックスフォードの研究者が多少のゲームは子供のためになると言っているではないか」と言われてしまえばなす術がない。
調査について少し考えれば以下の解釈ができる
- ゲームを1時間以内で済んでいる子供は、他にもっと楽しい趣味かスポーツなどがある可能性が高く、Addictionになっていない。そのような環境で育っている子供がWell-adjustedであることは自然。
- 3時間以上の子供はAddiction。
- ゲームを全くやらない子供は、どんぐりのような教育を受けているかゲーム買い与えたくてもその余裕がない家庭。後者が多数と思われるが、そのような家庭環境にある子供達が Well-adjusted でない可能性が高いことは想像に難くない。
BBC:A little video gaming ‘linked to well-adjusted children’
- Playing video games for a short period each day could have a small but positive impact on child development, a study by Oxford University suggests.
- Scientists found young people who spent less than an hour a day engaged in video games were better adjusted than those who did not play at all.
- But children who used consoles for more than three hours reported lower satisfaction with their lives overall.
- The research is published in the journal Pediatrics.
- Experimental psychologist Dr Andrew Przybylski analysed British surveys involving 5,000 young people aged 10 to 15 years old.
コメント
-
同感です。
私も数日前にフェイスブックでこの記事を読みました。
まるでゲームをしたほうがよいような感じにとれますよね。
しかもその年齢は10歳から15歳。
内容をよく読まない場合、その年齢の部分がなくなって、ゲームは多少したほうが順応性が高いという解釈で広まってしまいそうな気がします。
-
Re:
コメント下さいまして、どうもありがとうございました。今後もよろしくお願い致します。
-