前任の校長先生

前任の校長先生のすばらしかった点。

  • 指折り算をカリキュラムに入れた。
  • 消しゴムを使わせなかった。
  • 遊びはとても大切だからと言って決してplay timeは削らなかった。(行政の規制ではY2からは一日3回あったplay timeを2回に減らしても良いことになっている)
  • いついかなるときも子供に対して完全に fair であった。
  • 学校の資金をとても大切にしていた。
  • 自分が校長として赴任したときに学校の前の看板に表示されている前校長の名前をテープで貼って自分の名前を表示した。看板を変えるための出費をする必要はないと言っていたという。
  • 決して勉強で競争させるようなことはしなかった。
  • SATSのために得点を高めるためだけの訓練のようなことはさせなかった。

挙げればきりがないが、それでいてこの辺りでは SATS の結果は一番良かった。他の学校は試験の点数を上げるためにプリント学習などを猛烈にさせているが一向に良い話は聞かない。

前任の校長はどうすることが子供にとってプラスになるのか経験的にとても良く知っていたと思われる。こんな人はまれである。

ちなみに現校長は上に書いてあることのすべて逆をやっている。子供や親から尊敬されるわけがない。私の子供はもう卒業するので良いが、これから学校の質が悪化する可能性は高い。

現校長になってからやたらと Competition だらけである。それに SATS の点を上げて自分の評価を高めることしか興味がないようだ。iPadを40台導入するだの、Play groundに噴水をつくるだの、やっていることは支離滅裂で、前校長が子供達のためにととっておいたお金はほぼ底を尽いたようだが、Feteで寄付金が集まるから良いという発言をしている。

学校を決めるのは名前ではなく校長、先生、生徒である。特に校長と先生である。本当に良く見ないと間違った選択をしてしまう。

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